FEプレイヤーに大好評と噂のユニコーンオーバーロード(体験版)をレビュー。
忖度なしでいってみましょう。
ぶっちゃけ買い?
買い。
でも、まずは無料の体験版やるべし。
5時間でできるし、自分自身の感覚が一番あてになると思います。
FEに似てるってホント?
似てるは言いすぎだと思います。
ただ、ざっくりとFEに似てるって事にした方がみんな幸せ。
FE配信者もFEブロガーもエムブレマーもプレイする理由ができますからね。(盛り上がっていこう的な良い意味でね!)
個人的には、FEの定義は「将棋のゲーム性にストーリーとキャラクターを持たせたもの」だと思っているので、自軍敵軍が動き続けるRTS(リアルタイムストラテジー)をFEと同じとは思えないかなーと。
どう広く定義しても同時ターン制までがFE。
「じゃあエムブレマーには向かないのか?」というと逆で、エムブレマーをプレイヤーとして取り込むための工夫があちこちにされています。
弓>飛行、魔法・ハンマー>重装だったり、パクリ感が出ない程度にFEを思い出すキャラクター設定だったり。
”RTSをプレイする”にあたって、エムブレマーがスッと入れるようにしてくれているように感じました。
大半のエムブレマーが楽しく遊べそう!
という感想。
細かくレビューすると?
①ゲーム性
先程書いた通りRTS(リアルタイムストラテジー)で戦闘はオートバトル。
しかも小隊制になるので、編成の段階で熟考が求められます。
相性がFEの3すくみの5倍くらいキツいので、適当にやってると泣きを見ますね。
あとは編成と同じくらい進軍が大事。
各小隊をどこに派遣して、どのように敵の攻めをいなして守りを崩すか考える。
お互いの軍がワーッと動いていきますので、戦してる感が凄く楽しいです。
この点はたぶんRTSならではの(FEにない)良さですね。
まぁ慣れていないとポーズ(一時停止)ばかり掛けて長考することになるので、交互ターン制とあまり変わらなくなっちゃったりしますけど。
明確な欠点は文字が小さくて1画面の情報量がムチャクチャ多いところです…。
色々な所に気を配るために頭の回転が追いつかなくて、1部隊意味なく止まってた!なんてことも。
②ストーリー
王道の中世ファンタジー。
体験版だと序盤のストーリーしか分かりませんので、世界観の部分。
プレイ日記でも書きましたが、中世ファンタジーの肝は民の貧しさだと思っていますので、賊が一杯出てきて良い感じです。
「剣と魔法は出てきて街並みは中世なんだけど、皆なんか小綺麗で文化・道徳水準高いんだよなー」とか思っちゃう作品ではなさそう。
↓こういうのが沢山いて嬉しい
③キャラクター
ゴリゴリのオッサンから可愛い女子、獣人まで幅広く抑えてある印象。
衣装も含めて、硬派過ぎないところがいい感じですね。
ただ、2Dなだけあって、キャラクターの顔グラが小さい。
イベントや戦闘シーンで使われるこのサイズが基本。
進軍時にはこんな感じ。
戦闘シーンでカットイン演出してもテンポが悪くなるだけ。
なので、仕方ない点ではありますが魅力的なキャラクターがいるのに勿体ない!
と、軟派なエムブレマーとしては思ってしまいます。
ただ、あくまで「勿体ない」という感想で、欠点とまでは言えません。
戦闘シーンでも充分にキャラクターは魅力的。
©ATLUS ©SEGA
まとめ
FEに似てるとは思わなかったけれど、大ヒットシリーズになるポテンシャルを感じる作品。
その黎明期からプレイできるのは、今を生きる私達の特権ですね。
とにかく体験版をやってみるべき。
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