【幻影異聞録】幻影異聞録#FE Encore レビュー

幻影異聞録#FE

そこには確かに――『FE』があった

初見難易度ハードでクリアしたので、『幻影異聞録#FE Encore』をレビュー!

特に未プレイのエムブレマーに向けて。

既プレイの方は笑って見てやってください。

ネタバレはないつもりだけど、画像は貼るのでふわっと許せる人はどうぞ。

総合評価(やるべきか否か)

まずは結論から。

エムブレマーの9割が今すぐやるべき名作!

残りの1割は…以下のような人。

・SRPGじゃなきゃ絶対嫌

・戦争じゃなきゃ絶対嫌

・ライトなノリは絶対嫌

プレイ前の私のように「絶対嫌ってワケじゃないけど…」って人は以下を読んでください。

「SRPGじゃなくてRPGなのにFEと言えるのか?」

この壁はエムブレマーにとって、高く険しいものだと思います。

でも逆に考えてみてください。

「エムブレマーはSRPGじゃないと楽しめないものなのか?」

だって、我々エムブレマーは皆キャラクター重視なんですよ。

ペガサスに乗ったお姫様が王子様助けて!って来るのがFEの原点なんですから。

これがガチムチマッチョのアマゾネスが屈強なゴリラ戦士に援軍を求めるシリーズなら、我々のうち殆どはFEをやっていない訳です!

いや、むしろやりたいだろ。

魅力的なキャラクターがいればエムブレマーは楽しめる。

エムブレマーが楽しめて、FE要素が入ってるゲーム。

なら、それはFEでしょう!(断言)

幻影異聞録#FEはエムブレマーのあなたを待っています!

キャラクター

このゲームを語るのなら、まずはここから。

主要キャラクターは10人。

全員がしっかりと、魅力的に描かれています。

この少数の掘り下げにリソースを集中投下できるのはRPGならでは。

SRPGは40人。RPGは10人。

そりゃ濃厚だよね。

ということで、彼らに並々ならぬ愛着が湧きます。

そのせいか、あらゆる要素にプラス補正が入ってしまう恐ろしい魔力が幻影異聞録にはあるのです。

ストーリー

プレイ前に「FE成分が何割でメガテン成分が何割…」というようなレビューをいくつか見ましたが、私にはピンと来ませんでした。

なので、シンプルに。

ストーリーは王道一直線。

捻りはないけど、それが良い!

FE要素についてもきちんと設定されていて、特に『ファイアーエムブレム』に関しては予想以上の出来だったりします。

ただ、終わってみて思うことは…。

彼らが紡ぐ物語だからこそ、素晴らしいのです!

という狂信者みたいな結論。

音楽

音楽はこのゲームの売りですね。

芸能事務所が舞台なので、気合い入れて作られてます。

特にキャラクター達が歌うPV付きの楽曲が良いですね。

個人的オススメは『She is …』『Give me!!』『ドリーム☆キャッチャー』の順でした。

ストーリーに連動して楽曲が増えていきますので、キャラクター達の成長と合わせて楽しめます。

あえて、一つ言うとしたら…。

彼らが奏でる楽曲だからこそ、素晴らしいのです!

戦闘

変身して敵と戦います。

戦闘システムはセッションゲー。

スキルで敵の弱点を付くと味方が再攻撃してくれる仕組みで、それありきでの調整がされてます。

通常攻撃なんて使わない。

「レベルを上げてセッションで殴れ」が基本のシンプルさ。

皆の掛け合いと共にセッションが繋がっていくのは快感です。

戦闘面での気になった点も書くと、攻撃偏重のせいで単調になりがちなこと。

装備武器によって自分の弱点属性が変化するので、そんな守備も踏まえた戦闘ができればメリハリがあったかなと。

まぁ少し補足させてもらうと…。

彼らが躍動するバトルだからこそ、素晴らしいのです!

その他UIなど

事務所と街中、ダンジョンを行き来するので不便でないように作られています。

ワープポータルが頻繁にあったり、帰還スキルを早めに覚えたりとかなりの親切設計。

それとは逆にリクエスト関連は罠でした。

ぬり絵を探して!とか魔物の女の子を好きになっちゃった!とか。

割とどうでもよい依頼内容に紛れて貴重な宝の鍵が手に入ったりする。

それが無くてマスタープルフが手に入らず、クラスチェンジ不可に。

そんなに重要に見えなくて放置してたよ!

あとは様々な画面にソート機能があるのですが、ソート機能がないと相当不便なUIです。

例えばフィールド上でスキルを使いたい時、今まで覚えた全てのスキルが出てきてしまうので、ソート機能の存在を知るまでひたすらページ送りしてました。

最初からフィールド上で使えるスキルだけ表示してよ!

ちょっと上手く伝わったか微妙ですが、「親切に作ろうと努力してるのに変な所抜けてる」感がありました。

(抜けてるのはお前だろ!という既プレイの方の批判は甘んじて受け入れます)

まとめ

ストーリーが終わりに近付く頃、「ああ…この物語を終わらせたくないなぁ…」と本気で思えるゲーム。

だからこそ…

とにかくやってみるんだ!

とにかくやってみてね!

(着地が乱暴過ぎるんじゃないかな…)

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