強靭への渇望。
アルフレッドの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:ノーブル
- 初期装備:てつの槍
- 加入:第3章
- 成長率合計:295%(41ユニット中13位)
- HPが65%、力・速さ・守備・幸運が40%成長とバランスの取れた水準で、成長率合計はかなり高め
- 天性素質:槍
- ステ上限値の個人補正:力+2、魔力-1、技+1、守備+2、魔防-2、幸運-1
- 個人スキル:自己研鑽(戦闘やアイテム使用などを行わずに、待機した時、1ターンの間、力+2)
最も早く加入する槍使い。
主要キャラである王族として、いかにもレギュラーメンバーな雰囲気を出しながら加入します。
それなのに、次章で「より役割の明確な槍使い」が2人も参戦。
ルイよりも速いけれど追撃できる訳ではなく、クロエよりも硬いけれど2回攻撃を食らうこともある。
その中庸さが使いにくく、気付けばレギュラーから外れていることが多いです。
ステータス自体は完全に物理。
重装寄りの騎馬で個人スキルも受けに適しています。
世間の評価・運用は?
硬さへの文句は少ないですが、速さ不足を指摘する声が多いですね。
徹底的にタフな足止め要因である場合を除いて、物理職の速さ不足は攻防共に圧倒的な不利を生みます。
ドーピングやスキルで直接的に速さをカバーするのが分かりやすい処方箋ですが、中庸ユニットだからこそ様々な育て方ができるとも考えられますね。
やはりキャラクター面からも納得のいく構成を組んでみたいと思います。
キャラクター
- 平和の国フィレネの第一王子。
- 幼い頃は病弱だったが、父王の死をきっかけに体質を変えるべく鍛錬に励むようになる。
- 以前から眠っている神竜様に会いに来ており、友人のように思っている。
- いつでも明るくさわやかな性格。物事は鍛錬及び筋肉でなんとかするのが信条。
やはりアルフレッドと言えば「鍛錬」と「筋肉」。
強靭な肉体への思いは誰よりも強く、口を開けばそのような話ばかりです。
妹に中身は蛮族呼ばわりされて、外見も蛮族になればいいなどと宣うなど、自然とギャグパートになってしまう印象がありますが実は…。
そう。
アルフレッドにとって、「強靭な肉体を目指すこと」は過去の病弱な自分との決別であり、現在も払拭しきれない不安との戦い、そして未来の頑健な自分への強い憧れなのです。
そんなアルフレッドが戦火の中、紋章士という現実離れした英雄達と出会ったらどうなるか。
自らの求める理想像を彼らの中に見出し、その秘訣を熱心に吸収するのではないでしょうか。
ということで、「様々な紋章士から学び、強靭なユニットになる」ことを当アルフレッド学の焦点とします。
ユニット組み立て
①クラス:アヴニール(槍A・剣B)
専用職はなるべく活かしていきたい派。
兵種スキルの金蓮(技%で物理ダメージ半減)も大盾感があって良いですよね。
②基本戦術:受け特化
強靭と言えば、敵の大軍を前に立ち塞がったり、向かってくる敵を次々と切り伏せるイメージ。
欠点である速さをサポートするよりも、受け性能を高めていく方針でいこうと思います。
③指輪:アイク
④継承スキル:切り返し、不屈
では強靭な紋章士とは誰か。
19の指輪をざっと眺めてみたところ、アイク、ヘクトルの2人がイメージに合致しましたので、彼らの強靭ポイントを羅列し、青字を選択。
アイク:勇将、不動、覇克・天空、HP+7・守備+5、ラグネル
ヘクトル:切り返し、適応能力、体格+3・守備+5、角の睨み、鉄壁、止水轟雷の構え、アルマーズ
アイクにするかヘクトルにするかは悩ましいところでしたが、魔道士対策(ラグネルで2射程攻撃に対応&不動でのダメージ半減)を考慮しました。
残る1つの継承スキル枠は自由ですが、イメージ&実用性重視でマルスの不屈やロイの踏ん張りが良いかなと思っています。
⑤武器:ラグネル、勇者の槍、アーマーキラー、ナイトキラー、ドラゴンキラー
エンゲージ状態ラグネルでの受けを基本として、非エンゲージ時には2回攻撃武器、特効武器を揃えたいですね。
⑥紋章刻印:威力の上がるもの
勇者の槍は威力1アップが2倍、キラー系武器は3倍の効果になりますので、そのあたりがオススメ。
⑦その他ドーピングなど:〜の薬系
無理をさせなければいけない時は、HPの薬や守備の薬があると安心です。
という訳で、紋章士達から強靭さを学んだ不動アルフレッドが出来上がりました。
17章終了時点で、守備38でダメージ半減&切り返しによる2回攻撃。
紋章士の力だけではありません。
専用スキル:自己研鑽と金蓮によって、待機時の力+2と更なるダメージ半減を行えます。
これこそアルフレッドのみが発揮できる強靭な受け性能。
(まだロイもマルスも帰ってきていませんので、継承スキル2つ目は再移動にしています)
あえて速さのカバーを捨てたことで、敵の攻撃にビクともしない屈強なユニットになりました。
次回は実践編。
リーフ外伝の凶悪パラディントリオとの熾烈な戦いを繰り広げます。
コメント
ネギ侍です。
重装を彷彿とさせる強靭さを実現したアルフレッド、流石です!
アルフレッドの専用職運用は発売初期から中々厳しい評価でしたが、ヘクトルの実装から潮目が変わった印象がありますね。
私もアイクやヘクトルを活用した”受け性能重視”の運用を様々なユニットで行いましたが、個人的にアルフレッドを最も評価している点は受け適正の高いユニットのなかで『幸運』のステータスが頭一つ抜けていることです。ルイやジェーデのような初期重装ユニット、守備成長率トップのゴルドマリー、恐らく多くのプレイヤーが通ったであろう”パネトネ×ウォーリアー×アイク”、同じ王族で言えばディアマンドやミスティラ(個人スキル込でアルフレッドと並ぶライン)らのような、並いる物理盾適性のあるユニットは共通して幸運の低さをどうケアするかが課題と言えます。そうした中でアルフレッド×アヴニールは必殺事故をほぼ気にする必要がない点で安定感があるように思っています。
ただ、これまで私はアイクよりもヘクトルとの方が相性が良いと考えていましたが、やや低めな魔防も”不動”によって1発くらいなら誤魔化しが効く点に改めて気付かされ、自分の中での”アルフレッド×アイク”の評価を見直すキッカケになりました。
今の周回も大詰めに来ており、次の周回でちょうど半年ぶりにアルフレッド×アヴニールを使おうかと考えていたため、参考にさせていただきたいと思います!
アルフレッドといえばヘクトルかアイクですが、「敵集団の中に魔法が1人でも混ざっていたら壁にできない」という重装特有の問題点をアイクに解決してもらいました。
幸運の高さは信頼できますよね。生来、線が細くて病弱な感じでも不運ではないところがアルフレッドの良いところです(笑)。
ネギ侍さんの育成、楽しみにしております!