盾なき重装。
ジェーデの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:アクスアーマー
- 初期装備:はがねの斧
- 加入:9章
- 成長率合計:280%(41ユニット中22位)
- 守備、魔防がやや高く、それ以外は平均的な成長率
- 天性素質:斧
- ステ上限値の個人補正:力+1、魔力−1、守備+2、幸運-1
- 個人スキル:瞑想(戦闘やアイテム使用などを行わずに待機した時、1ターンの間、魔防+2)
9章で参戦する重装。
重装にしては平均的な成長率を持ち、兵種の選択肢が広いユニットです。
既に4章で同じ重装のルイが加入、DLCで更にマデリーンが登場するため、重装枠でジェーデを採用する人は少ないかもしれません。
その意味でも兵種は考えてみたいところ。
個人スキルは使いにくいですね。
魔防+2を活用するのは難しいです。
世間の評価・運用は?
先に述べた事情もあり、これといった鉄板の兵種は無さそうです。
ややグレートナイトが優勢かなといった程度。
魔力成長率25%を活かして風の大斧で飛行系を受けるのが運用としては手堅いでしょうか。
紋章士の選択も難しいところ。
機動力が上がるシグルド、受け性能を上げるアイクやヘクトルがパッと思い浮かびますが、やはり兵種で変わってきます。
困った時はキャラクターも見つつ、考えていきましょう。
キャラクター
- 武力の国ブロディアの王城兵
- 平民だが武術大会で優勝し、第一王子ディアマンドの臣下となった
- 戦いにおいては冷酷無比だが、趣味は喜劇小説の執筆
- 国境警備中にイルシオンとの戦端が開かれ、孤立していたところを神竜軍と合流する
冷静な佇まいと苛烈な戦い方。
用心棒時代は『鉄壁のジェーデ』という異名をつけられるほどの腕前でした。
その一方で喜劇を愛する同人作家でもあります。
創作活動に対する取り組みは本格的で、読者の反応を考えながら物語を構成する程の熱の入れよう。
ただし、公表はしていないようで、軍の中でも一部の者しか知らない秘密のようです。
代表作の『おとぼけ☆アンバーくん』は主君ディアマンドも認める傑作お笑い小説。
降り掛かる数々のピンチを面白く乗り越える様は、アンバーくんの良さを存分に引き出し、読者を大いに惹きつけているようです。
焦りと笑い。緊張と緩和。
そんな意外性の重要さを分かっているのがジェーデなのでしょう。
ということで、「意外性のある構成を組んでジェーデ自身の良さを引き出す」ことをジェーデ学の主眼とします。
ユニット組み立て
①戦術:攻守共に2回攻撃
②クラス:ハルバーディア(槍S)
重装だけれど、競合が強い。
天性素質は斧だけど、体格が高い訳では無い。
そんなジェーデの進む道はこの職。ハルバーディアでしょう。
目立たぬ強スキル「挟撃」で2回攻撃。
しかもハルバーディアの守備上限35はドラゴンナイト、パラディンと並んで「重装系以外でトップ」。
兵種成長率の守備15%も「重装系以外で2位タイ」とジェーデにこそ務めてほしい兵種です。
③指輪/腕輪:ヘクトル
ここも重装との差別化点。
重装がヘクトルエンゲージしてしまうと、鉄壁によって守備が上がりすぎて難易度ルナティックだと敵に無視されてしまいます。
壁になって敵を引き寄せるつもりが無意味なんてことも…。
そこでハルバーディア&ヘクトルです。
鉄壁で敵の攻撃を僅かなダメージに抑え、切り返しで2連続反撃を叩き込みます。
④継承スキル:槍術・剛Lv5、天刻の拍動+
槍術・剛で2回攻撃の火力をアップ。
天刻発動で確実に仕留めます。
⑤武器:ブリューナク、ナイトキラー、ヴェノマス、炎の槍
⑥紋章刻印:必殺回避系
槍S武器ブリューナクとヴェノマス、特攻武器のナイトキラーを使い分けます。
魔力成長率は対重装の炎の槍で活かします。
刻印はそれほど拘りませんが、必殺回避系が良いかもしれません。
⑦その他ドーピングなど:竜の盾
使うとしたら竜の盾。
守備を上げすぎると本末転倒ですが、進行に応じた調整として使うのは悪くありません。
というわけで、連撃ジェーデが完成しました。
26章時点。
攻めても受けても2回攻撃!
難易度ルナだと無視されがちな重装の進化とも言える盾なき重装兵!
次回は実践編。
ジェーデの槍捌きを追い掛けていきましょう。
次回:連撃ジェーデ、敵を穿つ!
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