神に捧ぐ舞踏。
パンドロの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:ハイプリースト
- 初期装備:護身の体術、エルファイアー
- 加入:第12章
- 成長率合計:300%(41ユニット中9位)
- 魔力は低いが、技、速さ、魔防、更には体格まで高い成長率
- 天性素質:杖
- ステ上限値の個人補正:力−3、魔力+2、速さ-1、守備−2、魔防+3、幸運+2
- 個人スキル:大集会(周囲2マスの敵と味方の数×3命中・回避がアップする)
上級レベル1で加入するユニット。
ハイプリーストであるため目立ちはしないが、高水準な成長率と強力な個人スキルを持つ。
力、守備は低く、魔防が高いという司祭系ユニットの定番のような成長をするが、その他に体格成長率が15%もあるのは高速落ちしやすい魔道には珍しく、特筆すべき点と言える。
世間の評価・運用は?
ハイプリーストのままにしておく利点があまりない。
そのため、さっさとセイジにした方が良い。
という考えの人が多そうです。
これは天性素質:魔道書のキャラクターでないとハイプリーストでは武器レベルAの魔道書が使えないこと。
セイジになれば上記の問題が解決する上に自身の天性素質で武器レベルAまでの杖を使えるようになることが理由です。
高速落ちせずに、個人スキルで命中回避も上がったボルガノンを扱えるのはセイジパンドロの大きなメリットだと思います。
他には剣グリフォンナイトでいかづちの剣を振り回す運用も、パンドロの速さ成長率を活かす運用として見かけました。
成長率が高く個人スキルも有用なので、物理専門職でなければ、それなりにできてしまうような印象を持ちますね。
でもよくよく考えてみると、何の職になっても肝心の魔力成長率が高くないので、アタッカーには不向きに思える難しさがあり、意見が割れるキャラクターかもしれません。
キャラクター
- ソルム王国第一王子フォガートの臣下
- 神竜を信仰する聖職者だが、独特な布教方法を取る極めてフランクな性格
- 蒸発した両親に代わり実家の教会を立て直し、ミスティラ王女の臣下となっていた妹パネトネと再会する
- ソルム王国軍としてフォガートと共に神竜軍に合流する
中盤初めに加入するハイプリースト。
神竜教聖職者でありながら、ソルム王城兵兼自警団員として異形兵対応にあたっていたところ、信仰対象と出会ってしまいます。
「うぇーい!」という謎の掛け声と宴会好きという性格で一見軽薄に見えるパンドロ。
実は苦労人で、失踪した両親の代わりに実家の教会を立て直し、信徒の居場所を確保したという責任感の持ち主です。
皆が楽しく気軽に教会に訪れることができるように、歌や舞を導入した食事会を開いたりと様々な心配りをしています。
「うぇーい!」もその一環。
しかし、1つだけ悩みがあって…。
“暗黒舞踏“と揶揄されるほど舞が下手なのです。
ヴェロニカの素朴な一言に。
ちょっとショック受けてる。
自由の国ソルムは比較的信仰の影響が小さい国ですが、この戦いが終わった後は信徒の人数も増えるでしょう。
その時に“ふしぎな足踏み“で協会に来てくれた人を驚かす訳にはいきませんね。
ということで、「暗黒舞踏を克服し、美しい踊りを身に付ける」ことを当パンドロ学の主眼とします。
ユニット組み立て
①クラス:ハイプリースト(魔導書B、杖S)
今回の戦術だとセイジでも構わないのですが、ハイプリーストの専用衣装がカッコいいので。
②戦術:女神の舞
③指輪:ベレト
はい。
白鷺杯で生徒を優勝に導いたベレト先生に舞い方を教えてもらいましょう。
エンゲージして舞うので、セアダスの指導とは違って強制的に体に覚え込ませることができるはずです(スパルタ)。
と、それ以外にも魔法好きプレイヤーにとって、重要な理由があります。
それはエンゲージ武器:テュルソスの杖の扱い。
スタイル魔道ならば射程+2という破格の性能を持ちながら…それを活かせるキャラクターが他にいないのです…!
<主な魔法ユニット>
キャラクター | 指輪 | 兵種 | スタイル |
シトリニカ | メイS | ハイプリースト | 魔道 |
アンナ | ヴェロニカ | ハイプリースト | 魔道 |
アイビー | クロムほか多数 | リンドブルム | 飛行 |
オルテンシア | ミカヤ | スレイプニル | 飛行 |
リンデン | オルエンS | セイジ | 魔道 |
ヴェイル | セネリオ | 邪竜ノ娘 | 竜族 |
特にスタイル魔道組は全員1戦闘で敵を落とすアタッカー構成になっていて、射程の長さが活かせない…。
その点、パンドロならば元々アタッカーを目指す必要性が薄いですし、専用衣装を活かしつつ軍唯一の役目を果たすことができます。
③武器:エルサンダー
④継承スキル:再移動+、異界の力
⑤紋章刻印:アイク
平常時は回復役、または異界の力を溜めつつ、勝負所で女神の舞。
舞った後にはアイク刻印射程5サンダーで削りorトドメの完璧なお仕事。
⑦その他ドーピングなど:なし
というわけで、暗黒女神舞踏パンドロが完成しました。
23章時点。
火力に頼らず、技能で活躍する(我が軍では)異色の魔道。
戦いが終わる頃には、暗黒が抜けきった美しい舞で皆を魅了することでしょう。
次回は実践編。
パンドロの美しい動きを存分にご堪能ください。
コメント