如才なき大器。
ミスティラの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:ヴィジランテ
- 初期装備:ぎんの槍
- 加入:第13章
- 成長率合計:295%(41ユニット中13位)
- 技・速さを中心にバランスの取れた成長率で、合計もかなり高め。
- 天性素質:槍
- ステ上限値の個人補正:力-1、魔力-1、技+3、守備+2、魔防-3、幸運+1
- 個人スキル:ソルムの騒音(周囲3マスの敵の必殺率-5)
中盤で加入する槍使い。
主要キャラである王族8人の中で、最も遅く登場します。
その分、シチュエーションには恵まれており、作中設定でも最強と呼ばれる紋章士アイクと同時に加入し、その能力も噛み合っています。
槍歩兵というと柔らかいイメージがありますが、高成長率を生かした高い守備力とクラスチェンジ後の専用スキル砂陣の強さが光るユニットです。
体格に恵まれないのに専用クラスだと槍しか使えないという弱点もありますが、全体的に強ユニット感がありますね。
個人スキルに関しては、時水晶の存在で陰が薄いです。
世間の評価・運用は?
ピッチフォーク専用スキル:砂陣が高評価なため、あまり他のクラスになることは想定されていません。
その際にもやはり、体格の低さをどのようにフォローするかが焦点となっていることが多いようです。
長所と短所の明確なユニットのため、あまり手の込んだ構成は必要なさそうですが、例の如くキャラクター面を見ていきましょう。
キャラクター
- 自由の国ソルムの第一王女。自警団長のフォガートは弟。
- 度々城から出て放浪しながら、自国の民と交流を重ねている。
- 歌と肉が大好きで陽気な性格。
- 一方で自国の利益を冷徹に判断する側面も持つ。
第一印象はとにかく陽気な娘。
先に登場した母親のスフォリア女王や弟王子のフォガートによって、明るくおおらかな国民性であることをプレイヤーは印象付けられます。
そんな中で、略奪を働きにきた山賊達を無視するという、母弟に輪をかけてのんきな初登場をしてくれるのがミスティラ。
その一方で、ソルム王族達の冷静な采配が明かされるシーンは見どころですよね。
特にミスティラは感情に振り回されない性格が丁寧に描かれており、母親を人質に取られても動じません。
心情的には言いにくいこともしっかり発言します。
陽気さの裏にある冷徹さ。
そのギャップこそがミスティラの魅力ではないでしょうか。
そんなミスティラならば、戦後のこともキッチリ考えていそうです。
「もし他の国と友好的な関係で終わらなかった場合…、いや、友好的な関係で終わったとしても、他国より優位に立つためには?
この戦争でソルムの、ひいては次期女王である自分の力を示しておく必要がある。」
そのような視点も持った上で、戦いに身を投じていたら面白いなと。
ということで、「他国が震え上がるほどの武力を見せつける」ことを当ミスティラ学の目的とします。
ユニット組み立て
①クラス:ピッチフォーク(槍S)
専用職はなるべく活かしていきたい派。
兵種スキルの砂陣(技%で力の代わりに守備×1.5倍で計算)が強いのと槍Sを扱えるのが長所ですね。
②基本戦術:砂陣特化
王族スキルで最も攻撃的なスキル。
他と最も差別化できるポイントですし、そこを大切にしていきます。
③指輪:ヘクトル
④継承スキル:勇将+、デュアルアシスト+
必ずしも受けキャラとして使う必要がある訳ではありませんが、砂陣が守備ステータスを参照する関係で鉄壁持ちのヘクトル装備&勇将を継承するのが自然な流れだと思います。
体格の低さもヘクトルの重撃で利点にできます。
連携にはお決まりのデュアルアシスト+ですが、ヴェノマスで毒を入れることができるのが槍S連携ならではのポイント。
お好みで待ち伏せでもいい感じです。
⑤武器:ブリューナク、アルマーズ、ヴェノマス
非エンゲージ時はスレンドスピア(後にブリューナク)で連携時にはヴェノマス持ち替え。
エンゲージ時は守備+5のアルマーズも選択肢に入ります。
⑥紋章刻印:指定なし
⑦その他ドーピングなど:なし
あえて選ぶなら守備の薬。
オーバースペックになりがちなので、そこまでは必要ないことが多いです。
というわけで、戦いの熱砂ミスティラが完成しました。
守備61(47×鉄壁130%)で敵の攻撃を弾き、攻撃91(61✕砂陣150%)+重撃で敵を殲滅する武力の塊。
オーバーキルを連発するその姿を見て、(…ソルム王国とは仲良くしよう)と誰もが思うに違いありません。
次回は実践編。
えげつないステータスを持つルナティック遭遇戦のカンスト異形兵と戦ってみたいと思います。
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