過去との融和。
ユナカの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:シーフ
- 初期装備:てつのナイフ
- 加入:第6章
- 成長率合計:285%(41ユニット中20位)
- 技速さが高くて守備の低い成長。成長率合計としては可もなく不可もなくだが、何故か魔防成長率が45%と異様に高く、魔力も25%ある。
- 天性素質:短剣
- ステ上限値の個人補正:力-1、技+1、速さ+2、守備−2、魔防+2、幸運-1
- 個人スキル:殺しの技術(回避地形から攻撃した時、必殺+15)
一見するとシーフらしい成長ですが、実は魔力魔防にも割り振られているという面白い性質です。
やろうと思えば物理・魔法のどちらもこなせるように見えますね。
個人スキル:殺しの技術も活かしたいところ。
世間の評価・運用は?
初期職のシーフでそのまま派が大半ですが、魔法系の素質を活かすためのスナイパー派もそれなりに見かけました。
初回プレイでシーフ(というかスタイル隠密とナイフ)の強さを味わい、2回目もそのままシーフで使ったら火力的なもの足りなさを感じた方も多いのではないでしょうか。
それでも人気キャラの強みか、ハッキリ弱いと言っている人は少ないイメージ。
よく使われる紋章士はやはり霧を出せるカムイか、チェインアタックで短剣の毒を入れられるルキナでしょうか。
キャラクター
- 本名はラリマー。ブロディアの貧しい断崖の村に生まれるが、物心ついた頃に両親に捨てられる
- 「殺し屋の男」に拾われ、殺しの仕事と家事全般を叩き込まれる
- 割り切って暗殺稼業を続けていくが、ある日病に倒れた「殺し屋の男」の依頼を受け、彼を殺害することになる
- その後はユナカと名を変え、辛い過去を忘れて別人として生きていくことを目指す
唐突な「やっぴー!」とか「ですぞ!」に驚いたプレイヤーも多いと思いますが、抱えている過去が重すぎるキャラ。
分かりやすい別人としてのシンボルが明るい振る舞いや口調であって、暗殺者時代にできた心の傷が癒えていないことが数々の支援会話で明らかになります。
その点、同じく心に傷を抱えながらも既に割り切っているゼルコバは頼りになる元同業。
「不可抗力ならば、悔いることはない。その当時のお前がいるから、今のお前がいるんだ」という真摯なメッセージはゼルコバにしか言えないことだと思います。二人の支援会話は必見です。
素敵な仲間に出会えて本当によかった!
と言いたいところですが…。
ユナカ程の腕前であれば食うに困らないはずなのに、神竜様との初対面で指輪ドロボウをするほど落ちぶれていたのは、恐らくもう大義なき殺しをしたくないからですよね。
そんなユナカに、暗殺者スタイルでナイフを投げさせていていいのだろうか…。
それはユナカではなく、ラリマーなのではないか。
という点が個人的に気になるポイント。
ということで、
このセリフを実現すべく、「暗殺者時代があったからこそ、神竜軍で英雄となったのだ」と思えるような構成を組むことを当ユナカ学の主眼とします。
ユニット組み立て
①クラス:スナイパー
ラリマー時代に培った個人スキル:殺しの技術を活かすため、兵種スキル:集中を持つスナイパーにします。
スナイパーは必殺率を上げる兵種スキルを持つ唯一のクラスであり、シーフと同じスタイル隠密です。
「暗殺者は目がいい」くだりからもスナイパーへの転職には納得感があります。
②基本戦術:1ターン1殺
弓兵といえば飛行兵に対する特攻が強力ですが、その反面、固い重装などの相性の悪い敵に対してはできることがなく、手持ち無沙汰になってしまいます。また、兵種特性上、反撃性能はゼロに近いです。
なるべく相性の悪い敵を減らし、自ターンに必ず敵を撃破するような1ターン1殺ユニットを目指してみます。
継承スキルは速さの吸収が第一候補。
スナイパーは決して速くありませんので、これは取っておきたいです。
③武器:勇者の弓
キラーボウではなく勇者の弓。
その方が「殺し屋でなく英雄」感が出ますよね。
運用的にも攻撃回数の多い勇者の弓の方がやや有利です。
サブ武器としては光の弓。魔力成長率があるユナカはドラゴンナイトを一撃で落とせます。この点で初期弓歩兵の二人(エーティエ、スタルーク)とは差別化。
④紋章刻印:カムイ
必殺率が30%上がるカムイがオススメ。
同じ必殺率を持つカミラとの比較だと攻撃力-3の代わりに回避+30。
今回は攻撃力がいらない運用になるため、カムイにしました。
⑤指輪:マリカS(滅殺)
元暗殺者の技能を活かすならコレがイメージにぴったり。
必殺発生時に30%の確率で敵を撃破できます。
必殺が出ても30 %…?と低く感じるかもしれませんが、キラーボウ(2回攻撃)もしくは勇者の弓(4回攻撃)で2戦闘に1回程度は発動します。
これにより飛行兵と魔道系以外への相性が悪いスナイパーを敵を選ばない兵種に進化させます。
⑥その他ドーピングなど
必殺率が上がる支援を活かすのが面白そうかなと思いますが、実戦でそれをやるのは大変かも。
ドーピングなどは基本的に不要です。
という訳で滅殺ユナカの完成です。
23章時点。
1ターン1殺!
暗殺者稼業で磨いた急所狙いを弓兵でも発揮!
次回は実践編。
どんな兵種に対しても強く出られる最強の弓兵をお見せします。
次回:滅殺ユナカは仕損じない
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