神邪の境界。
ヴェイルの育成・運用論。
データ
- 初期クラス:邪竜の娘
- 初期装備:オヴスキュリテ、ミセリコルデ
- 加入:第22章
- 成長率合計:255%(41ユニット中34位)
- 天性素質:魔道書
- ステ上限値の個人補正:魔力+3、速さ-1、魔防+3、幸運-2
- 魔力成長率は45%と全ユニット中3位だが、他は全体的に低め。
- 個人スキル:邪竜の救済(隣接している味方の与ダメージ+1、被ダメージ-3)
全41ユニット中、最も遅い加入ですが、専用クラスと専用武器持ちで優遇されています。
4人しかいないスタイル竜族の中で唯一の魔法適性ユニット。成長率的にも魔法を使うのがスムーズそうですね。
個人スキルはリュールの神竜の結束と対を成す効果で悪くありません。
世間の評価・運用は?
セネリオ装備による陽光地雷があまりにも有名。
ミセリコルデ(短剣)の方を活かした運用も面白そうですが、陽光地雷戦術のコンセプトがあまりに美し過ぎて刃向かう気がおきません…。
今回はゴールが見えてしまっているパターンですが、キャラクターも追い掛けていきましょう。
キャラクター
- 邪竜ソンブルの末娘。
- 1000年前にきょうだいから竜石を預かっており、現在もそのきょうだいを探し続けている。
- 邪竜にそぐわない優しい気性をソンブルに疎まれ、術により”竜の衝動”を強められていた。
- モーヴの影響で激辛料理が大好き。
序盤から終盤まで、ストーリー全体を通して登場する準主役格。
特に21章〜22章においての盛り上がりはヴェイルなしではあり得ません。
切ない願いからの…
ヒビが入ってるものは壊せる理論!
見事に”竜の衝動”を打ち破り、その後は良い竜として生きていくことになります。
そのあたりまで進めた時に、ふと疑問が。
神竜と邪竜って何がどう違うんだろう…。
こう思ったプレイヤーは少なくないはずです。
”邪”竜というと、悪いイメージがありますが、たまたまソンブルが性格破綻者だっただけな気がするんですよね。
イルシオンが邪竜信仰なのは、多分ソンブルの一派に(結果的に)助けられた人々が作った国だからでしょうし。
竜族は長寿で驚異的な力を持っているため、人間からは現人神として信仰されています。
しかし…。
竜族という枠の中で見たら神竜と邪竜なんて人種の違い程度の差なんじゃないかと。
ということで、人とは異なる「竜族の力」というものを如何なく発揮してもらいましょう。
ユニット組み立て
①クラス:邪竜の娘(魔S短剣B)
専用職はなるべく活かしていきたい派。
兵種スキルの邪竜気(ターン開始時に自分のエンゲージカウント+1)も使い勝手が良いスキルです。
②基本戦術:踏ん張り陽光地雷
③指輪:セネリオ
④継承スキル:踏ん張り+++、切り返し+
敵の攻撃を踏ん張りで耐えて反撃&陽光で回復。
切り返しで命中不安をケア。
踏ん張りだけでもSP重たいのに、更に切り返しは…という人は天刻の拍動でも代用できます。
⑤武器:オヴスキュリテ
⑥紋章刻印:カミラ
・陽光には実質ヴェイル専用の竜族スタイルボーナス「必殺2倍」が付く
・専用武器オヴスキュリテに「必殺10」が付いており、更に刻印で+30できる
この点によってヴェイルにしかできない専用戦術になります。
攻撃がほぼ必殺になることで他の魔道ユニットとは一線を画す性能に。
(魔道書には元々、必殺系の武器がないですしね)
⑦その他ドーピングなど:なし
という訳で、踏ん張り陽光ヴェイルの完成です。
加入直後。
全ての敵の攻撃を耐えて、必殺の反撃で撃破&回復。
ヴェイル自身の加入が遅いという欠点はありますが、基本的に育成不要。
とても有名な構成ではありますが、ここは個人的にヴェイル学として外せないかなと。
奇を衒う必要のない王道はただそれだけで美しい。
次回は実践編。
マルス外伝の宝物庫を単独で守ってみようと思います。
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