推しを他と差別化されたユニットにするのが、古来よりエムブレマーの嗜み。
ネギ侍さんの素敵なブログに感化され、久々にゲームの話をしてみたくなりました。
守るための力を。
シトリニカの育成・運用論。
データ
初期クラス:マージ
初期装備:サンダー
加入:第7章
成長率合計:240%(41ユニット中37位)
そのうち魔力が40%を占める(3位)。
天性素質:魔道書
ステ上限値の個人補正:力−1、魔力+3(トップ)、速さ−1、守備−2、魔防+2
個人スキル:大盤振る舞い(HP回復アイテムを使用した時、周囲1マスの味方も同じ量HPを回復する)
ザ・典型的な魔道士です。
個人スキルはシトリニカの個性が出ていて面白いのですが、将来的に回復杖を使える魔法系クラスには合わないですね。
良い活用方法は上記リンク先で発表されてますので、私は他の観点から進めてみたいと思います。
世間の評価・運用は?
競合するライバルが多く、魔力以外の成長率の低さもあって、あまり人気がないイメージ。
使われる際にはやはり高い魔力を活かした運用をされている模様。
✅トロン長距離砲台(ベレト) or 一撃離脱砲台(シグルド)
✅ダイムサンダ確殺要員(オルエンS)
✅陽光地雷役(セネリオ)
こんな感じですかね。
悪くはないのですが、言ってしまえばシトリニカじゃなくても良い役割。
当ユニットならではの組み立てをしたいところです。
キャラクター
✅武力の国ブロディアで王の親族。大公の娘。軍で一番の資産家。
✅希望して従兄弟である王子付きの武官になるが、自らの力でなくコネで着任してしまったことを払拭すべく、鍛錬に励む努力家。
✅実力の無さを気にするくだりがよく出てくるが、前述の通り、魔力のステータス上限補正は全41ユニット中トップ。
✅他者想いで優しい性格。実力の無さを気にしているのも…
「身の丈に合わない現状を憂いて、自分だけが苦しむのは構わないわ。でも、わたしに力がないことで、誰かが危険な目にあうかもしれない。それを考えると…少し思うところがあるわね。」
とのこと。何この美しい回答。
家柄に恵まれ、性格も穏やかで歪んだところがありません。
真面目で努力家、魔法の才能もあるのに、それが実を結んでいない。
常に優雅で他者奉仕を考えるような性格が戦場では仇となっているのかもしれません。
何もかもを持っているようで、最も欲しい他者を守るための力を手に入れていない。そんなキャラクター。
ということで、シトリニカを他の追随を許さない鬼ユニット化させることをユニット組み立ての目標とします。
ユニット組み立て
①クラス:ハイプリースト
強クラスのグリフォンナイトでいかづちの剣も高い魔力を活かす方法ですが…他との差別化ができません。
キャラクターのルーツから考えても、魔法系クラスは外せませんのでハイプリーストを選択。
セイジとマージナイトではない理由は後述。
②基本戦術:待ち伏せ血讐地雷
FEにおける「強い」の定義は色々ありますが、個人的には単騎殲滅力だと思っています。
1ユニットで敵陣に突っ込んで、反撃でどれだけ敵を倒すことができるか(いわゆる地雷戦法)。
回避力と耐久性に恵まれない魔道士ユニットにおいて、取れる方法は先制攻撃&撃破しかありません。
そのために待ち伏せ、1撃で仕留めるための血讐を組み合わせます。
血讐を活かすために、セイジやマージナイトでなく、HPが高いハイプリーストを選んでいます。
③武器:トロン
最大強化で23と魔道書で最高値。射程1~3から考えてもトロンが最適解。
初期装備サンダー、髪の色も相まって、雷の魔道士という印象が強いシトリニカが装備するのは良いですね。
しかもハイプリーストで武器レベルAを装備できるのは天性素質:魔道書のキャラのみ。
(他にクラン、セリーヌ、アイビー、ヴェイル)
ここもシトリニカだからこその点。
④紋章刻印:命中100%になる刻印
ここは敵戦力に応じて。
気にするのは威力よりも命中。100%を切ってしまう相手がいる場合には命中補正が高いものを選びます。
最終的にはエイリーク刻印がオススメです。
⑤指輪:メイS
ここが当シトリニカ学の中心です。
紋章士の指輪/腕輪ではなく絆の指輪。
オルエンSではなく、メイS。
何故って、スキル:轟雷(雷魔法のダメージ120%)が付いてるから。
120%って、なかなか面白いんですよね。
ダメージ帯によって、見える景色が変わります。
サンダー!→ダメージ10が12に!(+2)
血讐トロン!→ダメージ50が60に!(+10)
最終的には魔力48+指輪補正2+トロン23+血讐27で魔攻100。
そこから敵の魔防を引いた値を120%することになりますので、轟雷により+10〜20程のダメージ増となります。
これによって、HP+魔防の数値が最も高い敵のカンストウォーリアー(HP94、魔防18)でさえ待ち伏せで屠れるように。
まさに向かうところ敵なし。
実は、これができるのはメイSだけなんですよね。
雷魔法で大人気のオルエンSじゃなくてメイSがここで輝くのも面白いですし、
雷魔法の一発を強化するスキルはシトリニカにこそ相応しいと思います。
⑥その他:ドーピングなど
ここまで踏ん張りの話が出てないのは、極限活用の弁当で間に合うことと、雑にHPを減らしてもそれはそれで楽しいため。
でも、1ステージずっと続く補正という意味では、以下を活用するとより快適です。
✅極限活用で弁当:HP1で耐える踏ん張りを1回だけ発揮
✅武器共鳴でトロン:威力+5
✅HPの薬:HP+5(血讐ダメ上限+2)
✅魔力の薬:魔力+2
とまぁ長々と書いてしまいましたが、
これで轟雷シトリニカの完成です。
次回は実践編として、無理ゲーとして有名なルナティック21章の(まるで)無限増援と戦ってみます。
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