【DC暗黒北斗】Dragon’s Chronicles〜暗黒竜と北斗の剣〜 レビュー

Dragon’s Chronicles

Dragon’s Chronicles 〜暗黒大魔王と北斗の剣〜のレビュー。

まずはクリア結果から。

クリア結果

難易度はトラディショナル。

クリア時間は58時間。実プレイ時間は105時間でした。

完全攻略も達成。

それでは忖度無しレビューを始めていきます。

特筆すべき要素を⭕️❌️で解説していきます。

❌️が語数が多くなりがちなのは誤解を防ぐためであって感情の大きさではないことをご了承ください。←定型文

前作を踏まえた体験版レビューを更新した内容なので、気になった人はこちらも。

前作レビュー&体験版レビュー

①美形の顔グラ

⭕️かなり良かった

顔グラは最重要項目。

前作よりも線がシャープ&アニメ調になって取っ付きやすくなりました。

立ち絵の他に章開始やFPスキル仕様時の一枚絵など、キャラグラが多くて楽しい反面、絵柄が安定しない部分も。

立ち絵と一枚絵で目の大きさが変わるからかな。

まぁアイラの前では些細なこと。

前作の竜人族ウンポ(見た目が竜)は使わなかったのに今作は推し。

これが顔グラの力です。

②フレキシブルな育成・運用

⭕️スキルアビリティシステム

レベルに応じたAP(アビリティシステム)内で、スキルアクセサリを付け替えることができます。

スキル周りの仕組みとして抜群に面白いんですよね。

後述する捕縛システムともマッチしており、敵の有力アクセサリを奪うことで戦力強化できるのもやり甲斐がありました。

⭕️クラスチェンジ

クラスチェンジ先が2種類あり、どちらを選ぶかでかなり運用が変わってくる点が良かったです。

また、クラスチェンジ時にそのキャラクターならではのレアアイテムをくれる仕組みなので、一軍以外のキャラも育てる楽しみがありました。

③面白いマップ攻略

⭕️兵種毎の大きな差別化

飛行じゃないと行けない場所があったり、馬の移動力が頼もしかったりと、兵種の個性立てが相変わらず上手いです。

ただ、どうしても飛行の評価が高くなってしまうのは悩みどころですね。

今作は魔法が強いという感想も見ましたが、魔法は基本的に受けができないので攻撃全振り兵種として悪くなかったと思います。(魔法好きなので贔屓目かも)

⭕️FPシステム

FPを消費してFPスキル(特技)を使えるシステム。前回はここぞという時の使用でしたが、今回は頻繁に使って攻略を楽しめました。

プレイヤー側に上手くなる余地を残してくれているのも嬉しい点。

⭕️EPシステム

行動力。移動や攻撃にEPを使用するので、ガス欠になると行動不能に。

「細かいコントロールをするにはプレイヤーの認知資源を削り過ぎる仕組み」と前作は書きましたが、今回はストレスを感じませんでした。

攻撃で敵のEPを削れる仕組みが功を奏したのもありますし、プレイヤー側が慣れたのもあります。

手数は掛かるけど強敵をガス欠にする戦いなどはEPがないとできないものですね。

無くてもいいけど、あっても面白いかな。

⭕️戦術コマンド

今作で初登場。

盤外から神の御業的に味方ユニットを回復したり、ステータスを上げたりできます。

ユニオバのブレイブスキルが全軍で共有された感じかな。

ストーリー的には謎の仕組みですが、そもそもプレイヤーは全ユニットのステータスを確認して戦ってる神の立場なので違和感はないです。

同時ターン制の理不尽さをフォローすることができる良い仕組みだと思います。

⭕️敗北条件が基本的にターン制限

「敗北条件にほぼ必ずターン制限が絡んでいるのはストレス」と前作を評しましたが、今回はストレスを感じませんでした。

これは理由が明確で、先述した戦術(上手い!)のお陰で初見プレイ殺しを免れるからです。

こんなの間に合わないよ!という時にも移動力+2できたり。

そうなるとターン制限はプレイヤーに与えられた課題(=やり甲斐)になるんですよね。ということで普通よりの⭕️に。

⭕️捕縛環境の向上

ベルウィックサーガを彷彿とさせる捕縛システム。①攻撃→②確率で重症化→③捕縛。

確率で重症化には良い思い出がありませんでしたが、確率アップや捕縛可能な状態異常も沢山使えて苦労しませんでした。

前作のような虚無のセーブ&ロード時間がなくなり、アイテム奪取のメリットだけを享受できましたね。

その他

⭕️体格&重さの撤廃

体格とか重さって、近年は当たり前のように取り入れられてますが、別にあって楽しい要素じゃないんですよね。

これだけ楽しい要素を詰め込めるゲームならズバッと無くして、プレイヤーの認知資源を他に割かせた方が良いと思うので賛成です。

⭕️ユーモア、メタフィクション

前作から変わらぬインディーゲーの優位性。

ニヤニヤしながらプレイできます。

よくネタが尽きないなぁと驚愕するばかり。

(ユニコーンのオーバーロード!ユニコーンのオーバーロード!!)

⭕️スクショの改善(超個人的な話)

前作はスクショを撮っても左右が黒塗りになってしまい、ブログに上げる時に切り抜きしないと見にくかったんですよね。

アスペクト比の関係?(全く詳しくない)

今回はそれがないので、Steamからスクショをダウンロードするだけ。快適です。

まとめ

作風が人を選ぶゲームという評を見ましたが、それよりなによりSRPG部分が面白いんですよね。

「あぁ…俺はSRPGが好きなんだなぁ…」と思わせてくれる傑作ゲーム。

もはやFEライクゲーではなく、1つのSRPG流派としての個性を確立しています。

エムブレマーがやったら50%はおフザケにブチギレて、25%は難しさに泣いて、残る25%がファン中毒になる感じでしょうか。

さ、2周目は難易度ベテランでやるぞ。(中毒)

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